組織概要

名称 辰巳・東雲クローバー祭り実行委員会
形式 任意団体
目的 子どもたちに「ふるさと」感を与えてあげること。大人も一緒に楽しむこと。
活動方法 独自のお祭りを持っているわけではなく、主に子ども神輿を使って地元周辺のお祭りを盛り上げるお手伝いをします。
参加方法 スタッフ募集のページをご確認ください。
https://tatsumi-shinonome.jp/staff

当組織の発足経緯

はじまりは江東区立第二辰巳小学校50周年

江東区立第二辰巳小学校は2023年度、開校50周年を迎えました。
最寄り駅は東京メトロ有楽町線の辰巳駅。豊洲や有明といった急速に発展している地域を近隣に持つ場所にある小学校です。
辰巳には昭和42年から建設が始まった、辰巳団地とも呼ばれている87棟からなる辰巳一丁目アパートがあり、50年強の歴史を刻んできました。
そこには、多くの人が住み、小学校が不足しているということで、昭和48年に江東区立第二辰巳小学校が建設されました。

盆踊り

IMG_7169辰巳には、辰巳団地が主催する盆踊りがあり、地域の風物詩となり、子どもや大人を楽しませ、同時に地域社会で人々をつなぐ役割を担っていました。
しかし、辰巳団地の住民の高齢化やコロナ渦の影響で、辰巳の盆踊りはなくなりました。
辰巳団地は建て替えの真っ最中となり、新しい町やコミュニティが作られ始める地域となっていきます。
東雲を含む近隣では急速にタワーマンション群が発展しており、第二辰巳小学校にも多くの児童が通っています。
東京の中で、大規模に世代交代が進む町、辰巳・東雲。
地域との交流や子どもたちの「ふるさと」をどう作り、守っていくか、住民の多くは、この大きな課題を感じていましたが、どうすればよいのか、行動の糸口がつかめないままでした。

そこで、第二辰巳小学校PTAで50周年の記念行事として、盆踊りを復活させてはどうだろうか。という案が持ち上がりました。
「盆踊り」の復活案はあっという間に盆踊りを含む「お祭り」への拡大しました。
題は「復活!一夜限りの辰巳のお祭り」。
盆踊りを軸とする「お祭り」を復活させることで、地域社会をつなげなおし、子どもたちの「ふるさとの思い出」を彩ろう。
そんな気持ちで、企画が始まりました。

IMG_6949お祭りの日程は2023年10月7日(土)に決定。
盆踊りの櫓をどうするかから、PTAの悩みが始まります。
レンタルするにも、PTAの予算では無理がある。
そこで、PTA役員で相談するうちに、地域の自治会から、櫓にも使える鉄パイプなどを貸与していただけるという申し出がありました。
さっそく、仮組をしてみて、これはイケる!盆踊りの目途が立つと同時に、地域がつながり始めたことを感じました。

神輿

IMG_7170IMG_7174-2「辰巳の盆踊り」の名を使う以上は、辰巳団地の自治会の了承を得なければいけないと考え、辰巳自治会に説明し、快く名称の使用と後援をいただくことになりました。

また、現在は第二辰巳小学校に子供を通わせている地域の卒業生から、昔は子ども神輿があった。という情報が入ります。
探した結果、辰巳団地の倉庫に子ども神輿が眠っていました。
辰巳団地の自治会とも調整し、今回のお祭りで使用させていただくことになりました。

IMG_7904復活した子ども神輿で辰巳桜橋を渡るところ。

辰巳・東雲クローバー祭り実行委員会へ

地域の協力を得て作ったPTAのお祭りは、お神輿、ドラム缶ピザ窯焼き体験、ヨーヨー釣り・輪投げ・型抜き、光るグッズ販売夜店、盆踊り、花火大会と盛りだくさん。
おおよそ3,000人の来場者を迎えることができました。
目的としていた、子どもたちに「ふるさと」感を与えてあげることが、少しはできたのかなと実感しました。

この時のPTAメンバーが中心となり、且つ、PTAの枠を飛び出して、地域として子どもたちに「ふるさと」を感じてもらえるように、また、大人も子どもと一緒に楽しめるように。という想いから、辰巳・東雲クローバー祭り実行委員会が結成されました。

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